★第三分の四回────成形の補足
先回、シェルを差し替えてゆく作業をしました。
少しその補足をしていきたいと思います。
特に、自分でシェルの当たり判定やアニメをつけた人はこれで確認を行ってください。
□開発用パレットを出す
□リロードについて
□当たり判定のチェック
□サーフェスとアニメのチェック
□開発用パレットを出す
SSPには便利な開発用パレットというものがついていて、
これが実にゴーストを作る際に便利なのです。
右クリックメニュー(用語ではオーナードローと言います)→機能→開発用パレット
もしくはCtrl+Shift+Dの同時押しで出すことができます。
□リロードについて
ゴーストのファイルに何か変更をした場合、
リロードのボタンを使ってリロードすればすぐに反映させることができます。
(リロードされるのはもちろん、SSPが読み込んでいるフォルダなので、
開発用フォルダだけいじって上書きせずにリロードしても反映されないことに注意)
ボタンを押すと、上か下に選択肢が出るので選択してリロードします。
「開発−○○○○」と、何のゴーストの開発用パレット上部に表示有り。
リロードされるのは、そこに書いてあるゴーストの何がしか(選んでリロードできる)です。
「BALLOON」なら、当該ゴーストが使用しているバルーンのフォルダを、
「SHIORI」なら辞書と栞、「GHOST」は右クリックメニューの再起動と同じ効果、
「SHEll」ならその時ゴーストが使用しているシェルセットをその場でリロードします。
□当たり判定のチェック
開発用パレットの一番上にある項目の、
「当たり判定を表示」にチェックをつけてみましょう。
当たり判定の名称と、範囲が線で囲うように表示されます。
もう一度押すと、名称が消えて範囲表示だけに、三度目で消えます。
ゴーストのさわり反応箇所を把握してください。
自分で設定した人は、きちんと自分が想定した所についていますか?
サーフェスとアニメのチェック
サーフィステストのボタンをクリックすることで、
もう一つウィンドウが出て、サーフェスのテストが行えます。
surfacestable.txtがついているならば、
予め注釈のつく0〜10番サーフェス意外にも注釈がついているはずです。
「WND」は焦点の切り替えで、クリックで切り替えます。0と1しか使わないことがほとんど。
(どのゴーストに焦点が当たっているかをスコープといいます)
「Surface」はサーフェスの一覧でクリックすればそのサーフェスを表示します。
総数も()内にでます。
「ID」はアニメの一覧です。クリックすればそのアニメを表示します。
これも総数が()内にでます。
どんな表情、アニメがあるか、
もしくはアニメがきちんと動作しているかを確認してください。
◎一口メモ
「ポストと狛犬」の辞書の中には、
「r」を押すと辞書をリロードする記述が含まれています。
ゴースト間コミュニュケートの時にも、リロードしておくと動きやすいので里々ゴーストは備えていること多し。
開発用パレットのエラーログというボタンを押すと、
そのゴーストが起こしたエラーの一覧がずらりと吹き出しに出ます。
SSPは強靭なので、解釈できないものはスルーしたりして落ちないようにしています。
エラーはないにこしたことはありませんが、ある程度ならなんとか動くのも事実。
Materiaだと即座に落ちたりとかすることもありますが。
surfaces.txtを書き終えたら、ぜひsurfaces.txt減点サービスで採点してもらいましょう。
かなり辛口に採点してくれます。ちなみに、開発用パレットよりも辛口。
こちらは日本語で出ます。